船頭は多いほうがいいのだろうか

「船頭多くして船山に登る」 この言葉は指図をする人が多すぎると、見当違いの方向に進んでしまうという意味であり、おおむね悪い意味で用いられる。 しかし、このように考えたことがある人は小生だけではあるまい。船が山に登れるとかすげえ! と。 物事が…

恋愛イデオロギー

この世には恋愛を主題にした作品が溢れている。その理由は単純明快で、作品を作っている人間の多くが恋愛馬鹿であるというだけだ。もちろん、恋愛 馬鹿でない作り手もいるわけだが、そういう人間すらも恋愛の話ばかりを作る。恋愛馬鹿が自分の思いを広めよう…

絵のある生活が売っていた話

絵のある生活をはじめてみませんか? とあるショッピングモールでこんなキャッチコピーを見つけたとき、私の心の中にはどうにもすっきりしないものが溢れてきて、当時はどうしようもなかったものだが、それをようやく言葉にできそうな気がするので、断片的に…

六条歌会に参加してきました(ステマ)

みなさまごきげんよう。 筆名が西尾維新のキャラみたいなことでお馴染みの六条愛理(ろくじょう・あいのことわり)です。 本日は六条くるるの主宰する結社、六条会の歌会に参加してきた様子をレポートしようと思います。 他の結社の歌会にお邪魔したことはな…

この小説はおそろしいですか?

六条綾 湯川浩史 二宮小夜加 佐藤裕範 木内蓮 瀬野内千春 山村宗二 落合みさこ A・K(DTP実務) 松島智 鈴木善明 大川貴裕 坂西裕彰 Y・A(DTPディレクター) K・Y(校閲会社社長) K・Y(校閲担当) H・O(校閲会社営業) K・M(校閲会社営業) O・K(印刷…

心頭を滅却しても火は熱い

心頭を滅却すれば火もまた涼し 小学生並みの感想で申し訳ないが、非常にかっこいい言葉である。 苦しいことも心の持ちようで乗り越えられるといった意味で使われることが多いのだろうか。この人間の意志力を象徴する言葉は、自分の力で人生の苦境を乗り越え…

「早起きは三文の得」にしかならない

「早起きは三文の得」という言葉があるが、この言葉が生まれたころとは貨幣価値が変わっていることを考慮すると、たった三文の得にしかならない早起きを無理してまでする必要があるのだろうか、と考えてしまう。リスクとリターンが釣り合っていない、と思っ…

【最終回】六条くるるの浅墓短歌講座

今回で最終回を迎えることになりました六条くるるの浅墓短歌講座。 有終の美ならぬ憂愁の醜をさらして終わるため、僕の浅い知識をつらつらと書いていこうと思います。 短歌には57577という定型があり、こういった部分を指して「リズム」とか「韻律」として語…

【観劇記録】劇団、六条会「罰当たり六条会の最期」

劇団、六条会による演劇「罰当たり六条会の最期」を観てきたので、その雑感などをここにしたためておく。 この劇団の主宰は六条会(ろくじょう・かい)というなんだか色々とややこしい名前の人物で、六条会の中では演劇を中心に視覚表現を軸足を置いた表現者…

人を信じられない

人を信じられなくなる瞬間は不意に訪れる。 マジックカットという仕様の商品があって、袋などに切れ目がないにも関わらずどころからも切れるというものである。非常に便利なものでたくさんの商品に採用され、ご丁寧に「こちら側のどちらからでも切れます」と…

「ヤバイ」がやばいことに気付いていないのはヤバイ

若者の言葉の乱れ、といったことはいつの時代でも言われることなので取り立てて気にする必要のない現象だと思われるが、これに目くじらを立てて反発する人間は少なからず存在する。これも珍しくもなんともないことなので気にかけるほどのことでもないのだが…

おふとんと結婚したい

「おふとんと結婚したい」といったようなことを言っている人がいる。 結論から述べるならば、小生は次のように主張したい。 曰く、『「おふとんと結婚したい」と言っている人とは結婚するな(幻冬舎新書)』と。 新書云々のくだりはもちろん嘘八百であるが、…

油断するとやつらはすぐに変な名前をつける

世の中にはちょっとどうなんだろう……という名前がある。簡単に例を挙げさせてもらいたい。 先日、六条会の事務所を整理するのにたくさんの書類などの重いものを大量に移動させねばならず、必要にせまられて台車を購入することになった。大型ホームセンターに…

科学馬鹿を馬鹿にする馬鹿

小生は、科学馬鹿が嫌いである。 ここでいう科学馬鹿とは一心不乱に科学技術などの研究に精を出している人間のことではない。そういった人々はたとえキ印だと言われようが、目の前の研究にのめり込んで欲しいと思う。 では、小生が嫌いな科学馬鹿とは一体ど…

【第3回】六条くるるの浅墓短歌講座

みなさま、ごきげんよう。 普通、誰かに何かを教える人間はそのために準備をすることで多くを学ぶと言いますが、僕は何も学んでいません。この講座のために準備も勉強もしていないのですから、当然ですね。 そこで、今回は少しばかり勉強してみることにしま…

ロックスターはいつも不安

「おまえらー! 盛り上がってるかー!」(イェーイ!)「ん? 聞こえねぇな! もっとでかい声出せるだろ? 盛り上がってるかー!?」(イェーイ!) こういったやり取りはロックのライブにおいて、曲と曲との間のMCでよく聞くことがあるものだと思う。 ある…

百合とはイデアである

ごきげんよう。 今夜は百合とはイデアである、という話を簡潔にさせていただきたい。 ちなみに、以下の文章は「なぜ百合を求めるのか」という疑問に対する回答にもなっています。-------------------------------------------------------------------------…

仕事と恋愛は人を成長させるのか

仕事と恋愛は人を成長させるのか。 この質問に対しては、何だかんだと理由をつけて「イエス」と回答するのが良いとされている風潮がある。むろん、この言葉には幾分かの真実が含まれており、仕事や恋愛が人を成長させる要素を含んでいることは間違いないだろ…

似てるってそういうことですか

僕、六条くるるは松山ケンイチに似ていると言われたことがある。 そんな的外れなことを言う人もいるものだなあ、と内心呆れながらも初対面の人が相手だったので「そうですか? 言われたことないですねー」などといいかげんな返答をしていたのだけれど、最近…

【第2回】六条くるるの浅墓短歌講座

みなさん、ごきげんよう。すでにお気づきだとは思いますが、講師の考え方が浅墓な短歌講座の時間がやって参りました。 本日のテーマは「時間帯」です。具体的には「夜」とか「早朝」とか「昼下がり」とか「午前2時」とかそういうのですね。 短歌には特に結句…

処女とツンデレ

最近の若い女性声優さんは非常に可愛らしい人が多く、まるでアイドルのように雑誌のグラビアを彩ったりするだけでなく、写真集まで出してしまう人もいるようだ。 もちろん、女性声優がアイドルのような売り方をされることは今に始まったことではなく、彼女た…

「クズって言うやつはクズ」という論理について

他者をクズなどといって罵るやつこそクズである。 この意見は人道的視点から主張するものではない。つまり、他者を口汚く罵るやつは人でなしだ、などということを言おうとしているわけではないのだ。第一、クズと言われるようなやつにはそれなりに駄目なとこ…

【第1回】六条くるるの浅墓短歌講座

みなさん、ごきげんよう。六条くるるの浅墓短歌講座の時間です。 早速ですがはじめていきましょう。今日のテーマは「二人称」です。 短歌の作中主体が他者へと語りかける歌などで必ず登場するやつです。具体的には「君」とか「あなた」ですね。 はっきり言わ…

深すぎる正義の見方

ヤッターマンをご存知だろうか。 タツノコプロ製作のアニメで、仮面を被り正体を隠したままドロンボーという悪党と戦う正義の味方を描いた作品である。少なくとも、そう認知されている。 小生に言わせてみれば、これは単純な勧善懲悪ストーリーではない。主…

執筆者

六条綾(ろくじょう・あや) →小説・文芸評論 六条捻(ろくじょう・ひねる) →バカエッセイ・評論 六条くるる(ろくじょう・くるる) →六条短歌・短歌エッセイ 六条愛理(ろくじょう・あいのことわり) →恋愛・百合関連のエッセイ・評論 六条会(ろくじょう…

六条会では投げ銭を募集しています

六条会では寄付を募集しています。 このブログの執筆者に投げ銭したい、という人は指定したEメールアドレスへとギフト券の電子コードを送付できるサービスがありますので、アマゾンのギフトカードを買ってください。1000円などの定額のものと、自分で任意の…

(c)午前3時の六条会