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廃墟写真、あるいは廃墟の美について

 今週のお題ゴールデンウィーク2014」

 

 ここ数日、どうしてもそういう気分だったので近場の廃墟へと赴いて何枚か写真を撮ってきた。

 まずは外観。

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 かつては旅館だったようで、開けた森の中をいくようにして別館があり、その途中は庭園のような趣であった。

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 廃墟の美というのは、退廃と繁栄の様相が入り混じっているからこそ生まれるものである。普段の我々は、かつて繁栄していたものでもいつかは退廃していくという事実を見ないようにしており、自分の生が死と隣り合わせであることを無視するようにして生きている。

 だからこそ、廃墟というかつて健在であったものが滅びゆく姿を晒している様子に自分の影を投影し、心惹かれてしまうのだ。

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 最後に人生の不安を象徴するかのような今にも崩れそうな橋を一枚。

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 執筆者:六条会

(c)午前3時の六条会