好きなバンドには絶対に再結成してほしくない

 ここ数年、かつて解散したバンドが再結成するという動きが多いような気がする。いちいち例を挙げないが、それがたとえ商業的な理由であったとしてもおおむね歓迎されているような雰囲気であるように思う。

 

 さて、ここで本題に入ると、僕は自分の好きなバンドには絶対に再結成してほしくないと考えている。特に、自分の青春時代に聞いていたようなバンドたちには。

 

 具体的には、NUMBER GIRLには絶対に再結成してほしくないと思っている。もし実際に再結成されたら地を這ってでもライブを見に行くだろうし、その1曲目はどの曲だろう? と妄想することもあるけど、再結成してほしくない気持ちは本当だ。

 僕がNUMBER GIRLを熱心に聞き始めたとき、バンドはすでに解散した後だった。だからライブを見たことはなく、DVDでしかバンドの姿を見たことがない。

 僕にとってのNUMBER GIRLとは青春時代のきらめきのように、どんなに追い求めても手の届かないものであり、これからもそういうきらめきとして自分の人生に刻んでおきたいと思っている。

 そして向井秀徳をはじめとするメンバーたちにとっても、メジャーデビューして福岡から上京して、若い時代を費やしたバンド活動は青春だったと後々語られている。*1

 

 ざっくりとまとめると、NUMBER GIRLは青春そのものだから、それが良い方向に、であったとしても変わってほしくない、という懐古厨のぼやきです。

 最後にまじめなことを言っておくと、向井秀徳はその才能をバンドの化学反応中で最高に爆発させるミュージシャンなので、NUMBER GIRLを再結成してもかつてのような曲は出てこないんじゃないかなぁ、と思う。ドキュメンタリーに残ってるスタジオ内の映像とかすごいもん。後で見返して自分の出した指示の内容がよくわからないのに、その場のセッションがどんどんよくなっていくのとか(一息)。

 

 執筆者:六条くるる

*1:ソースは記憶が曖昧なものの、NHKラジオのミュージックファイルだったと思う。

(c)午前3時の六条会